いつもMOT製品をご利用頂きありがとうございます。
以下の日程でクラウド文書管理システム「MOT文書管理」のバージョンアップを行いますので、ご案内させていただきます。
リリース日:2023年9月20日(月)8:30~09:00
バージョン:2.1.0
1. 適格請求等保存方式のインボイス制度への対応を行いました。
2023年10月から義務化される適格請求書等保存方式のインボイス制度に対応するため、事業者登録番号で管理できるようにしました。
(1)テンプレート登録で事業者登録番号の座標を指定できるようになります。
座標を指定しないと、事業者登録番号は OCR されません。
(2)書類登録で事業者登録番号を入力できるようになります。
テンプレートを指定しないで、PDF をアップロードした場合、事業者登録番号をOCRします。
テンプレートを指定した場合、事業者登録番号の座標が指定されていれば、事業者登録番号をOCRします。入力されている事業者登録番号が、事業者登録番号として認識できない場合、登録時にエラーになります。
エラーにはなりますが、このまま修正さずに、再度、登録ボタンを押下すると、そのまま登録できます。
(3)書類検索で事業者登録番号で検索できるようになります。
検索結果にも事業者登録番号が表示されます。事業者登録番号として認識できなかった場合は、「(NG)」と表示されます。
CSV にも事業者登録番号が出力されます。事業者登録番号のチェック結果も合わせて出力されます。
2. 書類の受領分と発行分を分けて管理できるようになります。
(1) 書類登録で受領分と発行分をそれぞれ登録できます。
従来、受領分と発行分の区別なく書類を登録しておりましたが、受領分と発行分を区別して登録できるようになります。登録済の書類は全て受領分として扱われます。
登録済の書類の受領/発行も変更できます。
(2) 書類検索で受領分と発行分をそれぞれ検索できるようになります。
検索結果にも、受領/発行を表示します。
CSV にも受領/発行を出力します。
3. MOT 経費精算連携時のマスタの編集可/不可が変更になりました。
MOT経費精算と連携している場合、下記ができなくなります。
・会社の追加/削除
右上の追加アイコンと一覧の各行の削除アイコンが表示されません。
・会社内容の変更
右上の保存アイコンが表示されません。
MOT 経費精算と連携している氏名や所属する会社は、MOT 文書管理にその社員がログインしないと反映されません。社員の削除は連携していても可能です。
4. テンプレートの必須項目をテンプレート名のみにしました。
従来、テンプレート登録で必須入力だった、書類種類、会社、取引日、金額、取引先名の必須をはずしました。これにより、OCR したい項目や初期値として設定したい項目のみ設定したテンプレートを作成することができるようになります。
5. 書類登録の会社の選択肢の動作を変更しました。
書類登録の会社の選択肢が一つの場合、画面を開いたときには、その一つが選択されていましたが、ファイルをアップロードすると未選択に戻っていることがありましたが、そのまま選択を残すようにしました。
また、選択肢が複数の場合、ログインしている利用者が所属する会社を初期選択するように修正しました。
今後ともMOT製品をよろしくお願い致します。